地域での救急救命講習会への参加
先日、地元の町会が主催した救急救命講習会に参加しました。
この講習、消防署の方を講師とお招きして救急時の対応である人口呼吸や心臓マッサージ、AEDの使い方を学ぶもので、合計で3時間。以前働いていた開発途上国では緊急事態も起こる頻度が高く、救命講習は青年海外協力隊やJICAの研修で定期的に受けますが、幸いまだ実践したことはなく、忘れかけていました。
私自身も区の「総合・災害対策等特別委員会」に所属しており、ぜひ参加させていただくことにしました。講習は平日の午後、あまり参加者は多くないのかな、と思っていましたが、実際には15名以上の方が。
そしてその内容、最初にテキストを使った解説があるのですが、阪神淡路大震災の際には、亡くなった方の80%が家屋の倒壊によるものだった、そして、家屋倒壊で助かった方の大半が警察や消防ではなく、地域の方による救助だったとのこと。だからこそ、地域での備えが必要とのことでした。また、救急救命についても、適切に心臓マッサージを行った場合としなかった場合では、助かる確率が20%近く変わるのだそう。赤ちゃんが物をのどに詰まらせたら・・・というシナリオもあり、息子のためにもかなり真剣に聞きました。
そして、実施訓練。人形をモデルにして開始、とても本格的。正しくやるには、思った以上に注意と力が必要なことを実感しました。覚えるために、ひたすら繰り返しました。合計で100回以上人口呼吸を行った気がします。最後には皆さん息も絶え絶え…ぜーぜー言って筋肉痛になりましたが、そのおかげで何とか覚えることができた気がします。こうした地域での取り組みやひとりひとりの準備の大切さを実感する一日でした.
無料生活・法律相談会のご案内! 1月30日(土)
1月30日(土)の14時から17時まで、友人で市民の声ねりま運営委員の伊藤朝日太郎弁護士と無料で生活・法律相談会を行います。
この相談会、昨年の当選後にスタートしてから、今回でもう4回目、保育園をはじめとする子育てサポートについて、不登校について、高齢者や障害のある方のサポートについて、企業経営について、外国人の方の生活について等、どのような分野のお話でも、政策レベル、個人レベルの話まで大歓迎です。
これまでにも、学校での悩み、起業に関するご相談、地域での問題、外国籍の方からの相談など地域に関わる多様な相談を受けてきました。いただいた相談に対しては法的なアドバイスを行ったり、議会などで取り上げたりしています。
練馬区にお住まい、お勤めの方でしたらどなたでもご相談いただけます。練馬区に住民票のない方、外国籍の方のご相談も歓迎いたします。また、英語、スペイン語でのご相談にも対応いたします。
ぜひご予約の上、岩瀬たけし連絡所にお越しください!!
かわら版 号外の作成 156号線の建設について
先日完成したかわら版、配布の依頼も済んで一安心と思っていたら、かわら版をお配りする地域に関わる大きなニュースが…
昨年末、東京都や練馬区などが策定した「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)案」が発表されました。
この計画案では、2025年までの10年間で優先的に工事開始を行う「優先整備路線」が選ばれました。この「優先整備路線」に選ばれたのは練馬区では20路線、延べ18㎞にもおよび東京23区の中で最も高い数字です。そして、近隣の地域としては232号線、135号線、そして156号線と呼ばれる3本の道路が含まれています。
その中の一つで、かわら版をお配りする地域にもあたる156号線は、1962年に建設が計画されたもので、目白通りから始まり、大泉学園駅前の交差点を通り、東大泉4丁目、西大泉1丁目、南大泉5丁目、6丁目の住宅街を貫通して保谷駅近くへとつながるものです。
道路予定のこの地域には閑静な住宅街が広がっています。暮らしが根付き、コミュニティが育ってきました。そこに突然、50年以上前に予定された道路が建設されようとしています。この地域の景観を大きく変えるだけでなく、そこで暮らす方々の生活にも大きな影響を及ぼすものです。そんな計画が、沿線に住む方々に相談もなく、計画が決定されようとしていること、大きな問題です。
だからこそ、すでにできたかわら版に加えて緊急のかわら版を当該地域の方にお配りすることにしました。非常に限られた時間でしたが、スタッフの方の頑張りでなんとか間に合わせることができ、1月中には地域の皆さんにお届けできることができました。
ぜひ地域に住む皆さんの意見を聞いたうえで、議会の中でしっかりと議論をしていきたいと思っています。
成人式に参加しました!
成人の日、練馬区では今年、7,000人が新たに成人になる。
人口減少が叫ばれる中にあっても、練馬区は今後も人口の増加が見込まれている数少ない都市。それだけ若い方が多く住む練馬区。
そんな中、私も成人式の式典に参加した。
実を言うと私、自分が二十歳の時は、成人式には参加しませんでした。ということで、私にとっても初めての成人式、なぜか行く前から私もソワソワ。
会場のあるとしまえん駅に降りると、すでに華やかに着飾ったたくさんの方々駅前に。彼等の笑顔を見ていると、それだけでこちらまであたたかい気持ちに。そして、なぜか私もドキドキしながら入場口に向かう。
式典では、新成人の方二人が代表としてスピーチを行う。二人とも、地元である練馬に対する思いを自分の言葉で述べていた。一人は中学生の時に区のプログラムで姉妹都市であるオーストラリアに留学したこと、そして、もう一人は城北中央公園で自転車に乗れたことが子ども時代の思い出の一つであるということ、そういった、若者たちの生活と地域とのつながりを聞けたことがすごく嬉しいとともに、まもなく始まる議会を前に力をいただけた。
焼き芋しました!
2015年区政報告(かわら版)の完成
先日ご報告した「2015年区政報告(いわせてかわら版)」、印刷所から終に到着しました。
毎回、印刷が終わり、初めて手に取るときには、自分が作ったものだけに、陶芸家が炉を開けて作品を見るような気持ちです。今回もスタッフの方の高い技術のおかげでパソコンの画面で見た以上に素晴らしい出来栄え。我ながら感動しました。
そして、その後すぐに郵便でお届けする方への発送作業が始まります。実は、これがとっても地味で大変な作業。機械で行っていると思っている方も多いかと思いますが、実際はすべて手作業。
すべてを三つ折りして、ご挨拶とともに封筒に入れる、という作業を淡々と行っています。そしてなにより、かわら版がなかなか折れない。次第に手の油がなくなってきて、カサカサに。。ということで、今回は知り合いの方から伺った秘密兵器(?)としてゴムの指サックを使うと、これまでよりもずいぶん楽に。少しずつ、私も成長していることを実感しました(笑)。
ということで、本日、すべての郵便を配送しました。
そして今朝からは駅頭でもお配りしています。朝、皆さん、寒さでポケットに手を突っ込んでいる方が多いのですが、そんな方がわざわざ手を伸ばしてかわら版を受け取ってくれると、実は大学生のころ、ティッシュ配りのアルバイトをしていたことがあるのですが、その時とは比較にならないほど嬉しい気持ちになります。
明日も駅でお配りしますので、よかったらぜひ受け取ってください。また、近日中にウェブでもアップしますので、ぜひご覧いただければと思います。
年始の過ごし方
2016年が始まりました。
お正月には実家で家族とゆっくり過ごすというのがこれまでの習慣だったのですが、ありがたいことに今年は大忙し。
まずは年賀状。議員は区内の方への年賀状を出すことを禁止されているのですが、いただいた年賀状に対してのお返しは認められています。
ですので、いつもは1月1日に到着するように12月末には終了して、ゆったりと年を越していたのですが、今年は逆。何名の方から年賀状をいただけるかもわからずドキドキしながら新年を迎える。そして、当日。ポストを開けるととても懐かしい方からも含め、たくさんの年賀状が。「お子さん大きくなったな…」とか感傷に浸っているとあっという間に時間が経ってしまう。
一通一通お返事を書かせていただきました。ちなみに私、エクアドルにいたころ日本語で名前を書いてくれと現地の方にねだられて、一日に100人近くの名前を書いたことがあります。その時、手がプルプルになりながら書いた思い出、今回もすべての年賀状を手書きする中で思い出しました。(今回の方が数は少なかったですが。)そして、自分の字を見ながら、こどもには「○ペンの美子ちゃん」を習わせなければ、と真剣に思いました。。。
年賀状が終わると、新年会にお声がけをいただきます。若い方の集まりだったり、地域の方のあつまりだったり。皆さんと楽しい時間を過ごしながら、今年も頑張ろう、という気持ちにも。
そして、いよいよ年末から準備したかわら版の配送も始まります。かわら版、議会の度に作成しているのですが、これが実は大変。毎回、お伝えしたいことがたくさんある中で、何を削るか、スタッフの方と毎回検討を行っています。そして、その後、印刷や配布の業者への手配。本日、すべて無事に終了し、1月末までには地域の皆さまには手配りで、そして、離れた方々には郵便でお届けできることになりました。ぜひお楽しみに!
そして、明日からは毎週恒例の駅でのご挨拶も再開します。見かけたらぜひお声がけください!!
大晦日に思うこと
(scroll down for English / Traduccion espanola esta abajo)
あっという間に一年も終わり。
みなさまにとってはどんな一年だったでしょうか?
私にとっては怒涛のような一年、練馬区議として初当選から初議会、本当にたくさんのことがありましたが、皆さまのご助言やご支援があったからこそ、一年を無事に終えることができました。この一年、地域の声を聴くことの大切さを実感してきました。
年末には地域の防災のための見回りにも参加させていただき、一年を締めくくることができたこと、本当にありがたいと思っています。
そして、年末。私は千葉が実家なのですが、あまりに忙しかったので、息子が生まれてから帰省するのは2回目。前回は小さくてほとんど眠っていたので、実質的には初めて。
大晦日、近くの庭園で段ボールに息子を入れて草スキー。元旦には練馬に戻るので、少し早めに初めての凧揚げ。息子にかっこいい姿を見せなくてはと全力で走る。しかし、全然上がらない。焦りだす私。それを見て大笑いする息子。ぜーぜー息をする私を横にニコニコして凧の端っこを持ってトコトコ(ほとんど走って)ついてくる。
なにげない日本の大晦日の一コマ。でもこれがまさに、私が守らなくてはと思っている日常。
私が数年前まで居たパキスタンやコンゴ、妻が居たレバノン等では今年も戦争やテロでたくさんの人々や子どもたちが犠牲になった。日本でも今年は安保関連法が可決され、何気ない日常が知らず知らずのうちに脅かされてきているような気がする2015年の大晦日。難民やLGBTの人々、多様性に対する不寛容のひろがりが心配される大晦日。この日常の風景が来年も、10年後も50年後も続くように、来年も少しでも練馬からできることをしていきたいと思いを新たにする。
一年を振り返りながら静かな年末を、というのが私の理想だったのですが、息子のおかげで油断も隙もないなか振り返る時間もないままドタバタしながら、それも含めて感謝感謝の一年でした。
Thanks to everybody’s support, I won the election in April this year as a Nerima City Assemblyman. I have advocated for minority rights including LGBT and refugee rights among others during the first session of the parliament. I look forward to another year of challenge. May 2016 be filled with happiness for you and your family.
Gracias al apoyo de todos, gane las elecciones en abril de este año como un asambleísta de Nerima Ciudad en Tokio. He luchado […]
年末の大掃除
一年もまもなく終わり、ということで今年も午前中の空き時間を利用して大掃除にとりかかる。
息子もずいぶんと自由に動き出したことから、いつもにもましてカオス状態の我が家。
そこでまずはto doリストを作成。お風呂、トイレ、キッチンの掃除、窓磨き、床のワックスがけ・・・。家事の中でも片付けが一番好きな私だが(いつも妻に「片付け魔」と怒られる)リストにするだけでおなかいっぱいになる。
そして、今年の大掃除、いくつか秘密兵器を準備。というのも、息子が床をはいまわるので、体に悪いワックスは使えない、ということで、天然素材100パーセントのものをアマゾンでゲット。あわせて、窓拭き用の洗剤も買って、気合を入れてワックスがけを始める。一人黙々と作業をしていると、後ろであーうー言う声が。「むむ?息子がもう駄々をこねだしたか?」と慌てて振り返ると、なんと私の様子を見て、自分でもお手伝いをしようとしてくれていた。ワイパーを持って一緒に床を磨いてくれる息子。まさかこんな日がこれほど早く来るとは…、ただただ感動。いつもよりも綺麗に片付いた大掃除だった。
区政報告レポート「いわせてかわら版」(議員半年目のご報告)の作成
また、今までのかわら版、私のウェブサイトでも公開していますのでぜひご覧ください。(写真は現在作成中のかわら版の一部です。)