コロナで失業した方の訴え「数年前まで一部上場企業の正社員、自分がこんな状況になるなんて想像もしていませんでした。」

日々、非常に多くのご相談を頂いています。先日、コロナで仕事を失った方からお話を伺いました。(個人情報のために一部内容を変更しています) その方は今年45歳、私と同年代でした。名門大学を卒業後、IT担当として一部上場企業の正社員だったとのこと。しかし、病気休職している間にコロナで会社の業績が急激に悪化、退職せざるを得なかったとのことです。現在は就職活動を続けながら、IT分野の資格取得の勉強をしているものの食費も厳しいとのことでした。 「20年以上続けて来たので、なんとかIT分野で働きたい。そのためにはMacやWindows、複数のパソコンを保有しソフトなどに投資する必要もあります。しかし生活保護を受けるには、それらを処分しなくてはいけません。私からすれば社会復帰の道を閉ざされてしまうも同然です。生活保護に頼ればいい、政府は簡単にいいますが、そのためには人生をあきらめなくてはいけないんです。」 […]

【練馬区 生理の貧困】区が用意した生理用品、1か月で9割以上が配布済み。一度きりでなく、より踏み込んだ貧困対策を!

経済的な困窮により特に若い女性が生理用品を購入できないということが生理の貧困として大きく報道されています。NHKの報道でも学生の5人に1人が生理用品の購入に苦労しているとのアンケート結果もありました。https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4530/ 練馬区でも4月から緊急用に備蓄していた生理用品の内、千パックを区立施設の窓口で必要な方に配布することになりました。 現在の状況を確認した所、一か月も経っていない中で既に9割分が配られたとのこと。受取に来た方の中には、仕事を失ったばかりでどうしていいかわからず、支援の窓口に繋がれた方もいたとのことです。 […]

地域の商店主の訴え「もう気持ちも萎えてしまいました、限界です。」プレミアム付商品券よりも給付を!

緊急事態宣言 が延長される中で、多くのご相談を頂いています。先日、30年以上に亘ってお店を経営してきた方からこんな訴えを頂きました。 […]

学校関係者の訴え「子どもの目が急に悪くなっています、コロナの影響ではないでしょうか?」…安心して外で遊べる環境を!

緊急事態宣言を受け、連日たくさんのご相談を頂いています。先日、学校関係者の方から 「この1-2年で近眼のお子さんが増えています。子ども達が外遊びをできないからではないでしょうか。」 というご相談を頂きました。 コロナの影響で子ども達が外に出られず、ゲームやパソコンをする時間が増えたと言われています。先日の報道でも視力1・0未満の子どもが小学生が35%、中学生で57%に上っているとのこと。就学前のお子さんのいるご家庭でも、外遊びが制限されるなかでyoutubeなどを長時間見せてしまう、といったご相談も頂いています。 https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20210420-OYT1T50267/ そうした中、学校からの一斉メールで近隣の住民からボール遊びが禁止な場所で遊んでいたとの苦情とともに、迷惑をかけないよう連絡が来ました。 練馬区には700か所近くの区立公園や児童遊園がありますが、例えばキャッチボールができる公園はわずか7か所、公園でも子ども達が自由に遊べない、そんな状況です。コロナももちろん問題ですが、子どもの心身の発達には外遊びは不可欠です。区として子どもが外で自由に遊べるような環境をもっと整えるよう訴えていきます。

ワクチン接種について…外国籍の方からの訴え「私は受けられないのでしょうか?」ホームレスの方や在留資格のない外国人も含め希望するすべての方が受けられる仕組みを。

本日の補正予算でワクチン接種 関連費用として練馬区議会 で約34億円が計上され、採決の後に可決しました。 そんな中、地域の外国籍の方からtwitterでご相談が。「私は迫害を受け日本に逃れてきて、現在は難民申請中です。在留資格はないのですが、ワクチンの接種は受けられないのでしょうか?」 現在、在留資格が無くても難民申請などの理由で仮放免を受けている方が練馬区でも19名。それ以外に在留資格がない方であっても、実習先で酷い暴力や人権侵害を受けて逃げている方など様々な事情の方がいます。 本日の予算審議では、こうした在留資格のない外国人への対応を訴えました。練馬区の資料では、対象は「住民登録をした外国人が対象」としていますが、答弁ではたとえ登録をしていなくても区へ申請されたら接種できるように対応するとのこと。区が対応を約束したことは重要なことだと思います。同様に、住民登録されてなくても、ホームレスの方なども練馬区として対応するとのこと。ただ、大切なのはそれを当事者の方に知っていただくこと。区に対して、こうしたことをウェブサイト等で多言語で通知するよう求めました。まもなく接種が始まりますが、希望するすべての方が身近な地域で接種できるよう、丁寧な対応を求めていきます。

練馬区の予算、独自のコロナ対策は?もっと検査体制の強化を!②

練馬区の来年度の予算案、コロナ対策として33億7千万が計上されています。しかし内訳をみると、最も多いのが国の予算による学校でのタブレット配布で12億円、区独自の対策では地域の掲示板立替補助やプレミアム付商品券なども含まれています。 […]

学校で100グラム1000円の和牛を配ることに。本当にそれでいいのか?

先日の委員会、小中学校の給食で業者支援のため100グラム1000円の和牛を3回提供するとの報告。あまりの値段に衝撃を受けました...。昨年、政府が事業者支援のために和牛を配ると発表、国会でも可決され合計で1,300億円以上が計上されています。https://www.maff.go.jp/j/chikusan/shokuniku/lin/attach/pdf/index-329.pdf 練馬区でも小中学校の給食で3回提供するとのことで、単純に計算すると1.5億円もの金額に。もちろん子ども達が良い食材を食べることを批判するものではありません。しかし、多くの人が苦しんでいるなかで、なぜ特定の団体や業者だけを優遇するのでしょうか? 委員会では、和牛以外の食品や目的に転用できないのかを確認しましたが、国から指定されていて駄目とのこと。いやなら食べないという選択しかないとのことです。例えば、同じ牛でも国産牛ではダメとのこと。私の所にはコロナで1日270円の給食費の支払いが辛いといった相談を何度も頂いています。https://iwasetakeshi.net/2019/09/child-poverty/ 区ではどうしようもないとはいえ、それほどのお金をかけるのであれば、一か月でも給食費を無償にした方がよっぽど助かる方は多いはず。政府には人々の怒りの声が聞こえないのでしょうか?あまりに理不尽だと思います。  

緊急事態宣言下での駅での訴えについて…練馬区議会議員を利用してください!

緊急事態宣言を受けて連日たくさんのご相談を頂くなか、駅頭でのご報告を再開、訴えているのは、お困りごとやご不安なことがあればどんな小さなこと、個人的なことだと思われても練馬区議会議員に寄せて頂きたいということ。「緊急事態宣言の中で子どもと公園で遊んでもいいのでしょうか?」というご相談もいただきましたが、決して一人だけの問題ではありません。https://iwasetakeshi.net/2020/04/corona-virus-6/ 緊急事態宣言の中にあっても、むしろ中にあるからこそより多くの苦しみが存在している中で、こういう時こそ私たち、区議会議員を利用して頂きたいと思っています。できる限りの感染予防策を取りながら皆さんからの声を伺い、議会で解決に取り組みたいと思っていますので、ぜひお気軽にお声がけください。

ネット申込でPCR検査を受けてみました(陰性)

気をつけているつもりですが、駅頭でのご挨拶など人とお会いする機会が多い私。他の方に感染させてしまうことのないように、民間のPCR検査を受けてみました。でも、区内で無料で検査を受けられるのは既に症状がある方と濃厚接触の方のみ。区内では練馬総合病院などいくつかの病院で自費の検査も可能ですが、どこも3万円近くかかります…。最近、東京や新橋で3,000円で検査できる場所が開設されたとニュースでありましたが、どこも予約が一杯で年内は無理とのこと。ネット検査キットを送ってもらい唾液を採取する、という方法でも16,500円、高いけれど仕方ない...。テレビでも広告している「にしたんクリニック」で申し込んでみました。方法はオンラインで情報を入力して2-3日後にキットが送付。思った以上に簡単。唾液を入れて、密封して送り返すというだけ。速達で午前中に送ると翌日の夕方にはメールで結果の連絡が。陰性でした。 先日、学校の先生から自分の働く学校で感染者が出たけれど、「濃厚接触とは認められなかったので自費で検査を受けざるを得ない」とのご相談を頂きました。世田谷区では教師などエッセンシャルワーカーの方々が無料で定期的に検査を受けられ、墨田区でも区民の方であればだれでも一人6千円で検査を受けられる仕組みになっています、感染がここまで拡大している以上、なるべく多くの方が低廉な価格で検査を受けられるよう練馬区でも支援を行うよう改めて訴えていきます。

「私も感染しているかもしれません、なぜ簡単に検査を受けられないのでしょうか?」先生の訴え

練馬区 でもコロナの感染が急速に拡大し、16日現在で一日当たりの感染者数は過去最大の44名、累計の感染者数は2,000人を越えました。学校での感染も深刻で、これまでに延べ38校(実数で29校)で児童生徒30名、教員21名の陽性が確認されています(12/15現在)。 そうした中で、学校の先生からこんなご相談がありました。 「私の働く学校の子どもに感染が確認されました。授業で感染させてしまったら大変なことになるので検査を受けたいと相談したら、濃厚接触者ではないので自費で受ける必要があるとのことでした。でも検査には区内の病院では一回3万円近くかかります。どうか子ども達を守るためにも検査を受けやすいような仕組みを作って頂けないでしょうか?」 子どもを守るためにも定期的に検査を受けたい、先生方の切実な訴えです。練馬区では無料で検査を受けられるのは基本的には症状がある方、そして保健所が認めた濃厚接触者の方とされています。例外として同じクラスの子どもが検査を受けられることもありますが、そうでない方は基本的には自費での検査になります。 世田谷区などでは学校の先生や保育士、介護関係者などのエッセンシャルワーカーの方々に対しては無料で定期的に検査を行い、無症状でも感染していた方々が見つかっています。墨田区では区民であればどなたでも6千円で検査が可能です。感染拡大を防ぐためにも、無症状の方や軽症の方をなるべく早く発見し治療につなげることが必要です。練馬区でも検査を無償や低廉な価格で受けられる仕組みを何としても広げるよう議会で訴えます。

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