LGBTのカップルからの訴え「私たちはいつまで行政の”想定外”なのでしょうか?」
区内在住のLGBTのカップルの方から再びこんな訴えが届きました。(前回の内容はこちらです。)(個人情報のため一部変更しています。) 「練馬区に扶養手当の申請をしたところ、区の職員から同性パートナーとの同居は事実婚にあたるので、扶養手当がもらえないかもしれない、そんな連絡がありました。 そんなはずはないと何度も伝えたのですが、全く理解されずに同性カップルは行政の想定外であり、部署によっては何を根拠として扱うかが変わってくるからとまで言われました。結局、上司に改めて電話をしたらようやく伝わりました。 私たちはこれまで何度も差別をうけ、どんなに訴えても、婚姻に準ずる権利は認められませんでした。他人としか扱ってこなかった私達に対して、行政の都合のいい時だけ、なぜ家族扱いするのでしょうか。私達はいつまで行政から想定外と言われなければいけないのでしょうか?」 練馬区はこれまでもパートナーシップ制度の導入を拒否し続けてきた中で、児童扶養手当の受給は、結婚している方と同じように考えるというのはあまりに理不尽です。 「ただ好きな人と生きていたいだけなのに、精神的に疲れました。」いつまで当事者の方は苦しまなくてはいけないのでしょうか。二度とこのようなことが繰り返されないよう、パートナーシップ制度の導入とともに、区の職員に対する教育を行うよう、さらに強く求めます。