【中学校の先生の訴え「ジェンダー平等、教育委員会も学校も理解していません!」男女混合名簿から】
先日、男女混合名簿が中学校ではほとんど使われていないと投稿したところ、就活でハイヒールを強制されることに反対の声をあげたフェミニストの石川優美 さん(「#KuToo」運動)をはじめ、多くの方から反響を頂きました。 https://twitter.com/ishikawa_yumi/status/1382878084857098242 その中で、区内の中学校で働く教員からこんな訴えが。 […]
先日、男女混合名簿が中学校ではほとんど使われていないと投稿したところ、就活でハイヒールを強制されることに反対の声をあげたフェミニストの石川優美 さん(「#KuToo」運動)をはじめ、多くの方から反響を頂きました。 https://twitter.com/ishikawa_yumi/status/1382878084857098242 その中で、区内の中学校で働く教員からこんな訴えが。 […]
新年度が始まった中、連日多くのご相談を頂いています。先日、保護者の方からこんなご相談が… 「中学1年女子の母です。今回、入学前の保護者説明会でびっくりしたのが、下着の色指定でした。中にベストを着るタイプの制服でしたので、気にしていなかったのですが、学校から配られたプリントには、アンダーシャツ(下着)は白!とはっきり書かれ、もともと、薄いブルーや、パープルが好きで着ていた娘は買い替えざるを得ません。全て買い替えるのは経済的にも厳しいです。なぜそんなことを求められるのでしょうか?清楚で煽らない目的であるならば、透けない色がもっとたくさんあります。どうにかならないものでしょうか…」 あまりに理不尽であり、区へ対応を求めた所、入学後の保護者会説明会の資料では「白」の指定はなくなったとのことですが、いまだにそうした校則がある学校も残っています。これまでも何度も求めてきましたが、下着に限らず、の理不尽な規則の撤廃とともに、校則を決める際には子どもや保護者も一緒に考えられるような制度をつくることを引き続き求めます。
Twitterでこんな訴えを頂きました。 「第三子を妊娠し、今日母子手帳をもらいに行きました。保健所の方の説明で「今年から第三子祝金が半額の10万円になったが都からの10万円分の支給と合わせて20万円分」というような説明を受けて、かなりモヤモヤしました。帰ってきて調べたら、練馬区の財政難で削られた部分ということで、悲しくなりました。コロナで生活がとっても厳しい中、なぜ子育てのお金まで削られてしまうのでしょうか?」 […]
昨年来、コロナの影響もある中で、出欠連絡について連絡帳以外に電子化も認めるよう保護者の方からご要望を頂き区へずっと対応を求めてきました。区は出欠についてgoogleフォームでのやり取りを3月末から認めると各校へ連絡。導入時期は学校によって異なるとのことですが一歩前進です。今後も一刻も早い全校での実施を求めます!
アメリカの雑誌「THE NEW YORKER」の表紙を飾ったR. Kikuo Johuson 氏の”Delayed” (遅れ)という作品。SNSで大きな議論に。私自身、最初は意味が分かりませんでした。解説を読んで、二人の苦しみに胸が張り裂けそうになると共に、気付くことができなった自分の鈍感さも実感しました。 […]
これまで教員の方から過重労働への悲痛な訴えを数多く頂く中で、何度も区へ改善を求めてきました。1月末現在、20名以上の教員がうつなどで長期休養中、学校では教員の数が不足して、小学校では校長先生や専科の教員が担任を持つケースも。https://iwasetakeshi.net/2020/10/school-problem/ […]
先週からオリンピックに向けた聖火リレーがスタート。練馬区 ではオリンピックに向けて4,500万円もの予算が使われます。 予算の内訳を確認した所、最も高いのは聖火リレー代の1,500万円。7月17日(土)に石神井公園から練馬総合運動場までの6.4㎞を35人が90分をかけて疾走、ゴールでセレブレーションイベントを行うとのこと。演奏や踊りなどを予定しているそうです。そもそも、密になるな、沿道で見るな、と報道されているのに、なぜ多額の税金をかけてわざわざ人を集めなければいけないのか。そのほか、聖火トーチも15万円で新たに購入、わずか6キロしか走らないのに、新たに購入しなくてはいけないのでしょうか。 同時に、皆さんの気持ちを盛り上げるためのイベントとして2百万円が計上、100日前イベントを開催するとのことですが、そもそもオリンピックに賛成か反対かは一人ひとりの自由であり、税金を使って皆さんの気持ちを盛り上げるということ自体がおかしいと思います。それ以外にもパブリックビューイング委託費として1千万円以上が計上されています。 区はコロナでお金がないということで、高齢者のおむつ補助や葬儀場使用料補助、第3子の誕生祝金まで削減し、区民の方への犠牲を強いています。一方でこのような形で多額の税金を使うのはあまりにおかしいと思います。区はすべての人を助けることはできない、といったことを主張しますが、華やかなイベントよりもまずは人々の暮らしを守るためにこそ事業を行うべきです。引き続き対応を求めます。
先日、小学校 の給食調理員の方からご相談を頂きました。練馬区 ではコスト削減のために2004年度から学校給食の外注(委託)が開始され、現在は98校中の85校で委託に。その方は区から委託された会社でパートとして働いています。 「勤務する小学校のキッチンでは、正社員が3名、残りは私も含め全員パートです。給料は非常に低く、正社員の方も生活のため、ダブルワークで夜に清掃業や飲食店でのバイトをしています。皆さん20代~30代なのですが、とても結婚などできないと言っています。私も5年以上働き、調理師免許も持っているのですが、給料は全くあがりません。子どもが好きなので仕事を続けてきましたが、重労働で腱鞘炎にもなり、もう限界です…」 とのことでした。 […]
性教育について一般質問で初めて訴えたのが2019年。中学校の性教育の授業でも「どうしたら子どもが生まれるのかは教えない。」というのはあまりに酷いと改善を求めました。 https://iwasetakeshi.net/2019/07/sex-education/ 本書ではオランダ、フィンランド、韓国など世界8か国の性教育の教科書を比較。例えば、オランダでは12歳のときに「セックスをどう思うか」を自由に書き、議論を通じて「相互に尊重しあうこと」を学ぶとのこと。また、避妊の責任についても学校で学ぶとのことです。こうした国々と日本の最大の違いは「自己や他者の性に対する否定的な感情」にあるとのこと、確かに日本では「性行」という言葉自体を教科書で使っていけないなど、触れないことがあまりに多いと思います。 […]
昨年11月に実施された最新(2020年度)の区民意識意向調査報告書が配布されました(調査対象は3千人、信頼度95%)。毎年作成され、区政の課題について区民の意識を統計的にとらえ、政策の基礎資料になる非常に重要なものです。 印象的だったのがコロナに関する項目。「影響の前と比べて、精神的・身体的に変化はありましたか?」という設問に、42%が「外で人と接触するのが怖くなった」、28%の方が「常に不安を覚えるようになった」、「イライラしたり怒りっぽくなった」という方も9%。特に女性への影響が大きく、人との接触が怖くなったという方は男性35%なのに対して女性は48%、生活リズムが狂ったという方も22%(男性18%)に達しています。 この間、コロナで派遣切りにあった女性から「この1か月、誰とも話していません」という相談や「子どもと二人、ずっと家の中で精神的に限界です」といった悲痛な訴えを頂いてきました。今回、区民の方々がおかれている状況が改めて明らかになりました。区は「すべての方を助けるわけにはいかない」としていますが、これほど多くの方が苦しんでいる中で、精神的なケアも含めて丁寧な対応を取るよう、今後も訴えていきます。