光が丘病院の跡地はどうなる? ぜひ皆さんのご意見を!

光が丘病院が2021年に光が丘第四中学校の跡地に移転します。残った病院の建物をどうするか、検討会議の結果が報告されました。どんな施設が望ましいか、8月1日からパブコメが開始されます。ぜひ皆さんの意見をお届けください! 1.使い方について ・具体的な内容は事業者が提案する。 ・ただし、100~200床の病院機能を持たせ、その中には必ず地域包括ケア病床を設置する。 ・不足しているリハビリなどの慢性機能病床、区内に存在しない緩和ケア病床や後方支援病床なども設置が望ましい。 ・それ以外に、高齢者福祉、障がい者福祉、子育て支援サービスの中から、医療との連携によって効果が発揮できる福祉分野の機能も望ましい。 ・高齢者福祉では特別養護老人ホーム、デイサービスなど。 ・障害者福祉では医療的ケアに対応したショートステイなど。 ・子育て支援では、病児病後児保育施設、児童虐待に対応した短期・中期の滞在施設など。 2.契約について ・貸付期間は10年から30年。 ・賃料は有償を基本とし、内容によって減額、無償も検討。 ・今年度に事業者を選定して2023年に開設。 本来は新病院に地域包括ケア病床を作る予定でしたが、国が基準を変更したことで不可能に。そのため、跡施設には計画になかった地域包括ケア病床が必ず入ることになりました。確かに必要ですが、それ以外にも緩和ケア病床、後方支援病棟などのほか、虐待に対応した滞在施設なども必要だと思います。

「東京都はひとり親のこと、考えてくれないのでしょうか?」

コロナ禍でのひとり親への支援について、東京都では対象となる家庭にカタログを配布し4品目を選ぶ、という形にしています。本日、カタログが届いた方からこんな訴えが届きました。 「カタログが届きましたが、そうめんやそば、あられ、お菓子、お米などお中元の内容かと思うようなものばかり。おむつは一種類しかないですし、必需品の粉ミルクもありません。申込は東武百貨店になっていますし、お中元のカタログギフトにしか見えません。お金や商品券の方がよほどありがたいです。東京都はひとり親家庭の暮らしのことを考えてくれないのでしょうか?」 コロナ禍で非常に厳しい暮らしを余儀なくされているひとり親の方にとって、カタログから4品を選ぶことよりも、お金や商品券を配る方が手数料もかからなかったはずですし、実用的だったはずです。 また、カタログにするのであれば、合う合わないがあるおむつの種類を増やすことや、粉ミルクなどの必需品をもっと加える必要があります。そもそもこれまでも指摘しましたが、この支援では障がい年金を受けているひとり親は対象にすらなっていません。委員会等を通じて都にも改善を求めたいと思います。

20年振りの胃カメラ:胃潰瘍と十二指腸潰瘍のダブルパンチ

この一か月、食事をすると腹痛に襲われてました。 気づかない振りをしていたのですが、あまりの痛みに夜も寝られないように…。仕方ないので連休にあわせて胃カメラを飲むことに。最後に飲んだのは20代、会社員で毎月100時間以上残業していたころ、胃にポリープができて以来。 非日常の空間にちょっとワクワクしてお薬を飲むと、あっという間に爆睡。頭がぼーっとしたまま聞くと、大分治っているものの胃と十二指腸に潰瘍ができているとのこと。意識がないまま、家に帰ってバタンキュー。9時の検査だったのに、気が付いたのは5時でした。目を覚まして冷蔵庫を見るとなぜかプリンが。。意識が朦朧としたまま帰り道にコンビニでプリンを買っていたようです?。どこまでも甘いもの好きな私☺申し訳ありませんが、明日までお休みさせていただきます…。

「子ども達、4連休も祝日登校、心も体も限界です」

4連休ですが、学校によってはコロナによる遅れを取り戻すため木曜も金曜も6限目まで授業が行われました。そんな中で保護者の方からご相談が。 「私の息子が通う学校は祝日登校6限でとても辛そうです。明日もあります。息子のクラスメイトは大人用の鎮痛剤を授業中毎日飲んでいるとのことです。先生に隠れるように飲むらしいけれど、身体もメンタルも受験控えてコロナで相当辛い子がいるんだと思います。 生徒たちも疲れがでてきていること、受験内申点のために、なかなか学校には言い出せないこともあるということ、ぜひ知ってください。」 コロナの影響で夏休みは8月1日から。さらに中学3年生は1週目から進路、教育相談も始まります。国の方針のなか、あまりに子どもに無理をさせています。子ども達の心と体が心配です。 月曜に区に対して、子ども達の様子を確認するとともに、心と体のケアを丁寧に行うよう要望したいと思います。お悩みの方がいればぜひご相談ください。

★読んでいる本 「未来の学校の作り方」大切なのは多様性

先日、ツーブロックが都立高校の校則で禁止されている、という記事が話題に。小学校の体育で下着を脱ぐよう指導される、という訴えも数多く頂いています。どんな学校がいいのだろう?そんな中で出会った本の一冊です。「未来の学校のつくりかた」(税所篤快 著)。映画「みんなの学校」のモデルとなった小学校の校長、「近い将来、学校が滅びる」と危機感を持って取り組んだ杉並区の元教育長、オンラインが中心のN高の様子など、様々な現場での取材が行われています。 印象的だったのが、取材された全ての方が「多様性」を強調し「学校はあるものではなく、つくるもの。教員だけでなく、子ども、親、地域の人たちで作り上げていくもの」と訴えている点でした。 杉並区の元教育長は 「これまで学校は、時代の変化などによって新しく生まれてきた課題に対して、先生たちの能力を研修などで開発し、”多能化“することで対応してきた。けれども、もはや多能化だけでは対応できない。」 としたうえで学校のシステムそのものの”多様化”を訴えています。また、オンライン授業を中心としたN高の理事は 「今の時代に求められているのは、「多様な人間性に多様なまま対応できる教育」なんです。」 としています。 これまで訴えてきた、子どもの自由や尊厳を奪うような校則の撤廃、不登校の子供の支援、LGBTの児童生徒への配慮、などすべて「多様性」に繋がっています。練馬区でできることととして、学校で子どもの権利が守られること、オンライン授業の推進、性教育の充実、教員の拡充など引き続き訴えます。

最近読んだ本 「一人称単数」村上春樹

息子の「機関車トーマス」の絵本を買おうと本屋に行ったら、新刊で紹介されていたので購入。小説を読むのは久しぶり。10代から20代にかけ、村上春樹の表現が好きで「風の歌を聞け」「1973年のピンボール」など何度も読んでいました。「一人称単数」は短編小説集、印象的だったのは短歌をつくる女性との出会い「いしのまくらに」。 「二本の直線が交わりあうように、ある地点でいっときの出会いを持ち、そのまま離れてしまう。…あとに残されるのはささやかな記憶だけ。それでも、もし幸運に恵まれれば、ときとしていくつかの言葉がそばに残る。」 議員としての活動を通じて、いくつもの素晴らしい出会いと共に、別れもあります。亡くなった方、意見が合わずに離れていった方、遠くに引っ越した方。 そうした方々を思う度に、感謝と共に頂いた言葉を思い出します。一つだけご紹介すると、数年前に亡くなったある方は初当選した時、自分のことのように喜んでくれて、こんな句を詠んでくださいました。「一票の 重み実りて 柿若葉」。頂いた句は額に入れて事務所の壁にかけて、いつでも眺められるようにしています。 「一人称単数」、久しぶりに自分のことを振り返るいい機会になりました。よろしければご覧ください。

3歳の子への虐待死事件について…「私も同じことをしたかもしれません。」

大田区で保護者が3歳の子どもを放置して餓死させてしまった事件、私にとってもあまりに辛く、しばらくはニュースを見ることができませんでした。そんな中で、ひとりの方からご連絡をいただきました。彼女は25歳で今回の事件の容疑者(24歳)と同年代、同じように児童養護施設で育った方でした。 「あの事件、とても胸が痛みますが、もしかしたら私も同じことをしたかもしれません。 ぜひ知っていただきたいのですが、児童養護施設で育った私たちの多くは家庭で虐待を受けてきて、まともな家庭を知りません。そして、18歳か20歳で施設を出ると、何も知らないまま社会に放り出されます。私自身、施設では職員のお姉さんたちの指示に従うだけでしたので施設を出た時は自分で何かを考えることなんてできませんでした。料理や掃除の仕方すらもわかりませんでした、まして子育てなんて全然わかりません。施設では全て職員さんがやってくれます。でもそれは保護者じゃないんです。 外へ出た時に助けてくれる人なんて一人もいません。誰かに頼りたくても頼れないんです。この事件をテレビで見て、私も苦しかった。たぶんこの子は私と同じように、親を見てこなかったんだと思います。もちろん彼女がやってしまったことは許されることではありません。だけど、なぜこんなことになってしまったのか、そのことにも目を向けてください。」 泣きながら話しているように聞こえた彼女の言葉、とても重いものでした。 どうしたらこのような事件を二度と起こさないようにできるのか、負の連鎖を止められるのか。児童相談所や養護施設を含めた虐待を受けた子どもの支援のあり方、そして育児ができない保護者をどう支援するのか、行政として取り組むべき課題はたくさんあります。地域で行うことの第一は、こうした方がためらわずに相談できるような環境を作ること、アウトリーチできる環境を作ること、そして、しっかりと向き合える体制を作ることです。そしてそのためにも職員を増やすこと、予算を増やすこと。児童相談所を練馬区に作ること。なんとしても実現するよう、これからも訴えていきます。

ひとり親への支援「なぜ私たちは見捨てられてしまうのでしょうか?」

先日の委員会で、コロナを受けてひとり親への練馬区、東京都、国からの支援について報告がありました。ひとり親への支援が行われること、そのことは評価できます。しかし私が許せないのは、練馬区と東京都の支援では最も必要な方、障害を持つひとり親には支援が届かない仕組みになっていることです。 練馬区と東京都が支援の対象とするのは、児童扶養手当を受けている方なのですが、現在の法律では、障害年金等をもらっている方は児童扶養手当を受けられない、という仕組みになっています。ですので、障害を持ちながら頑張って一人で子どもを育てている方は今回の支援の対象にもなりません。本来はこうした方こそ、行政が何としても支援すべきです。 この法律自体問題があり、来年からは障害年金と児童扶養手当の両方を受けとることが可能になります。国の支援では、児童扶養手当を受けていない方も支援の対象となっています。しかし、練馬区と東京都は、なぜか児童扶養手当を受けている方のみを対象としています。 私のもとに届いた声をご紹介します。 「コロナを受け、練馬区からひとり親世帯に対して5万円のお金がもらえると伺いました。これで助かる、と思ったら対象になるのは、児童扶養手当をもらっている方だけ。障害で年金をもらっている私は対象になりません。なぜ私達はいつも見捨てられてしまうのでしょうか? 困窮度が深まるほど、差別が放置されてしまいます。せめて区に対して、言いたい事は言おうとすると、たらい回しと全力の拒否、外野の心無いヤジに晒されてしまいます。しばらく恐怖で区とも話せませんでした。少数派は国では広すぎて見落とされ自治体レベルでは国の方針を踏襲して見過ごされます。なんとかしてください。」 区に対応を求めた所、「区の支援については、なるべく早く支給するために、既に把握している児童扶養手当の受給者に絞らざるを得なかった。またひとり親の方には様々な支援もある」といったことです。しかしそれは理由になりません。障がいを持ちながら、ひとりで子どもを育てている方のご苦労は想像を絶すると思います。その思いにお答えすることができず本当に申し訳ないです。議会で引き続き訴えていきます。

「子ども達はいつまで我慢しなくてはいけないのでしょうか?」

7月に入り、保護者の方々から多くのご相談をいただいています。その一つをご紹介します。 「保育園の方から「近くの家からうるさいとクレームが入ったので、協力してください」と言われました。密をさけるために窓を開けているので、室内の音が漏れたようです。保育士さんもとても頑張ってくださっていますが、園児達はいつまで我慢しなくてはいけないのでしょうか?」 頂いた訴えに言葉もありませんでした。 緊急事態宣言の間、子どもも保護者も大変辛い思いをしていました。ようやく自粛も解除され、保育園が始まったと思ったら、今度は保育園の中でも静かにしなくてはいけない、なぜこんなことになってしまうのでしょうか。 ご相談をいただき、すぐに区に子ども達が伸び伸びと過ごせる環境を守るとともに近隣の方のご意見へも対応するよう要請をしました。区も子どもが安心して過ごせる環境を守るように配慮するとした上で、窓の開閉等についても工夫できないか検討するとのことでした。また、必要であれば区からも近隣の方に対してご相談に行くとのことでした。 子ども達が保育園の中で、遠慮せずにのびのびと過ごせるよう、引き続き訴えていきます。

都知事選を終えて

都知事選が終わり、小池知事の続投が決まりました。残念です。 選挙のお手伝いを通じて、山本太郎さんの政策の良さや聡明さだけでなく、以前から感じていた、「人柄の良さ」も改めて実感しました。山本さんの謙虚さは、多忙かつ切迫した状況でも決して偉ぶらず、裏方の人たち一人ひとりを大切にする姿勢にもにじみ出てきました。肉体的にも大変な中で、裏方の方にも「大丈夫?」と声をかけている姿は印象的でした。特に政治家には、外面が良くても、秘書さんや内輪の方に対して横柄な態度をとる人が少なからずいる(もちろん、自分も気を付けないと!と自戒を込めて!)ことを、垣間見てきましたが、太郎さんは違います。今後も日本の政界に絶対に必要な方です。

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