【ご報告】練馬区議会で新会派を結成しました 「インクルーシブな練馬をめざす会」へ

2021年5月14日㈮、やない克子さん、きみがき圭子さん(生活者ネットワーク)、かとうぎ桜子さん(市民ふくしフォーラム)、高口ようこさん、私(岩瀬たけし)(市民の声ねりま)の3会派5人で練馬区議会での新たな会派を結成しました。新会派の名前は「インクルーシブな練馬をめざす会」。 […]

地域の商店主の訴え「もう気持ちも萎えてしまいました、限界です。」プレミアム付商品券よりも給付を!

緊急事態宣言 が延長される中で、多くのご相談を頂いています。先日、30年以上に亘ってお店を経営してきた方からこんな訴えを頂きました。 […]

産後間もない女性からの訴え「東京都の出産応援事業、もっと母親のことを考えて!」

先日、産後間もない女性からこんな訴えを頂きました。 「コロナ禍で開始した東京都の出産応援事業について、10万円を頂けるということだったのですが、先日届いてビックリ。商品券として少しは自由に使えるのはわずか2万円分、あとは5000円以上の定価商品と交換です。定価で買う事なんて、まず無い様な商品ばかり。都は「赤ちゃんファースト」と言っていますが、企業ファースト。得票ファーストです。 まず、出産費用42万円で足りなかった分の補てんと、通院時に支払った分に使いたかったです。妊娠中、出産、10万なんて一瞬で消費するお金。都は母親のことを考えていないのでしょうか。」 都は昨年、一人親の支援を行いましたがその際もカタログから商品を選ぶことしかできず、非常に不評でした。今回も赤ちゃんファーストと名付けながら、同じことが繰り返されています。もちろん何もないよりはいいですが、赤ちゃんや産婦の方を支援するというのであれば、当事者の声を聴き、もっとニーズにあった対応をすべきではないでしょうか。

議員を長く続けるとエメラルド付きのバッジがもらえる!?あまりに時代錯誤では?

本日の練馬区議会の議会運営委員会、議員在職表彰についての報告がありました。こちらは10年以上議員を務めた方に対して区議会や全国市議会議長会が5年ないし10年ごとに表彰するというもの。 […]

PTAの勉強会 ~これからのPTAについて~

小学校や中学校でのPTAの在り方について、その必要性も含めて多くの議論がなされています。 小学校の父母会で会長として多くの改革を実現した方からお話を伺います。 これからのPTAについて皆さんと一緒に考えたいと思います。  ●こんなことも聞いてみたい!などご質問がありましたらお気軽にお問合せください。     ●皆さまのご参加、お待ちしています! ★日時:4月24日(土)10時~11時30分 ★方法:東大泉地区区民館 多目的室 または ※Zoomのみに変更となりました。 ※感染者数も増えていることから、Zoomのみに変更させていただきます。会場参加をご希望の場合は、事前にご連絡のうえ、岩瀬事務所までお越しください。 ★参加費:無料 ★お申込み:岩瀬たけし事務所 ☎&FAX 03-5935-4071 ✉iwasetenerima@gmail.com

文教児童青少年委員会…一クラス35人で少人数? 練馬区として更なる取組を!

本日の委員会では「小学校学級編成の標準の引き下げ」ということで35人学級についての報告がありました。国の方針に沿って、今年は小1、来年は小2というように5年をかけて全学年で35人学級を実現。法律ではこれまで40人までと定められ、40年振りの大改正。この動き自体は評価できます。しかし、そもそも35人で少人数と言えるのでしょうか?委員会で区としての更なる推進とともに、教員の負担軽減を求めました。 […]

練馬区議会 定例会が終了、最後の訴え「コロナ禍の今こそ「自助」より「公助」を!」】

2021年練馬区議会第1回定例会が終了。最終日の今日、2021年度の予算案への反対の討論を行いました。「コロナで派遣の仕事も切られました。もう生きていたくありません」といった切実な訴えを頂くなかで何よりも訴えたかったのは、今こそ必要なのは「自助」よりも「公助」ということ。少し長いですが、ご覧ください。 【はじめに】 コロナが収束を見せない中、これまでも厳しい生活を余儀なくされてきた方々の暮らしはさらに悪化し、教育、子育て、高齢者への支援の問題なども深刻化しています。問題の背景には国や自治体が責任を「自助」のもとに個人に押し付けようとする姿があります。 【教育について】 教育においてはコロナで学校に行けなくなる児童・生徒も急増。昨年度より200名以上も増加しています。区は全ての子どもに学びの機会を保障する、といいながらも、当事者からは在宅での学習支援が十分に行われていない、とくにオンラインでの授業などをどれほど望んでも実現されないとの訴えが届いています。教員も消毒作業、休校期間を取り戻すための無理な授業などにより疲弊、1月末現在で20名以上が休職または退職しています。教員の十分な補充は行われず、小学校では校長まで担任を持たざるを得ない状況に追い込まれています。こうした状況は子ども達にも大きなしわ寄せとなって表れています。 【子育てについて】 子育てにおいても、多くの保育園でコロナへの感染が確認されていますが、10%を超える園で看護師が配置されない状況です。区は配置しない理由を費用対効果の問題があるといいますが、子どもの命や安全はコストでは測れません。一時預かりもいまだに一か月先まで予約が埋まっています。頼れる環境が周囲にない中、鬱になってしまう、そんな悲痛な訴えも多く届いています。 【高齢者への支援について】 高齢者への支援についても、特別養護老人ホームの待機者は1000名以上にのぼり、3年以上待機されている方も12%に達します。訪問ヘルパーの方々に話を聞いても、特にひとり暮らしの方は外出の機会も少なく厳しい状況とのこと、区内で孤独死した方の数も昨年度は344名に達しています。そんな中で予算削減のために、高齢者への紙おむつ支援事業や配食事業も大きく縮小し、負担ばかりが増えています。人生の最後を迎える葬儀場使用の支援までも縮小が決まろうとしています。 【生活保護について】 最後のセーフティネットと呼ばれる生活保護においても、申請数は昨年に比べて横ばいとのことですが、その一方で捕捉率は先進国の中では最低レベルのわずか2割程度の状況が続いています。その背景には、行政による厳しい扶養照会が行われている中で、家族や親族へ知られることを恐れて申請できない、という状況もあります。 コロナ対策について、PCR検査の拡大の重要性については国も認めながらも、練馬区ではいまだに社会的検査の拡充については否定し、自宅での療養者が適切な医療を受けられない状況が続いています。 【岩瀬の訴え】 区は区民への犠牲を強いることについて「#聖域のない事業見直し」を唱えながらも、今後も70億円以上の支出が予想される石神井公園駅南口の再開発や、外環の2の工事、大二中を分断する道路等については住民の強い反対の声を受けながらも事業の継続性などを理由に一切見直しを行わないとしています。 いまこそ必要なのは「自助」ではなく「公助」です。練馬区はすべての人を助けるわけにはいかない、と述べていますが、その中で本当に必要な方への支援が切り捨てられていることを危惧します。国や都にただ従うのではなく、地方自治体として、人々の暮らしを支えるために自立的に行動することを求め、反対討論とします。

「もうずっと、誰とも話していません」孤独について。練馬区の孤独死は344人、39歳以下も18人。

議会は始まりましたが多くのご相談を頂いています。先日、一本の電話が。30代前半の方、「先月、仕事を失いました。それからずっと家にいます。ずっと、誰とも話していないんです。」とのこと。非正規職員で働いていたものの、コロナで契約を打ち切られ落ち込んでずっと家にいたとのこと。たまたま私のかわら版を見て電話したそうです。単身、練馬区に来て誰も頼れなかったとのこと。一時間ほど話を伺ったのですが「心細くて身が切られそうです」との訴えに胸を締め付けられました。 練馬区で昨年、孤独死をされた方は344名に達します。そのうち39歳以下のかたも18人。もし支援に繋がっていたら助かっていたかもしれない、とても辛いです。その方も体調が優れないとのことで、すぐ保健相談所につながせて頂きました。地域での繋がりが弱まっている中、新たな繋がりや相談しやすい仕組みを作ることがとても大切だと思います。また、私たちの事務所も地域の中で、少しでも困ったことがあれば連絡したいと思える存在になれるよう、全力を尽くします。  

HIV陽性者のお話 「ひとりの人間として見てください!」

私の活動の信念「マイノリティが住みやすい社会こそ、誰にとっても住みやすい。」その思いを実現するために様々なマイノリティの方からお話を伺う機会を持ってきました。(過去のイベントはこちら) 昨日はHIVの陽性者をお招きしました。私と同世代、お子さんもいるという彼ですが、最初にお会いした時の印象は、すごいガタイ...。ものすごい筋肉と体中にたくさんのタトゥー。ただ、私が活動していた中南米などではタトゥーはごく一般的です。お話するととても繊細で優しい方で、ZOOMのイベントもすごく緊張する…と仰っていました。その方が涙を流しながら「HIVの感染者ではなく、ひとりの人間として見て欲しい」と話す姿に胸を打たれました。 彼は建築現場でずっと働き、3年前に職場で吐血、病院でHIVに感染していることがわかったそうです。しかし、知識がなくもう死ぬしかないんだ、と治療を拒否して1年半、病名を隠して働き続けたとのこと。その結果、悪化して体が動かなくなってしまい、どうしようもなく近くのクリニック(診療所)へ行ったとのこと。そこで会った医師に「絶対に生きろ!」と言われたことで、初めて病気に向き合う気持ちになれたとのことでした。しかし、勇気を出してHIVの感染について会社に話したら翌日クビにされたとのこと、私も涙が出そうでした。その後、支援団体である「ぷれいす東京」と出会い、はじめてHIVは治療が可能であるということ、U=U(Undetectable = Untransmittable) の事を知ったとのこと。詳細はこちらをご覧ください。https://hiv-uujapan.org/ U=Uとはエイズウイルスを検出限界値まで抑えられたら、感染させることはないということで、例えば感染者同士で子どもを授かっても子どもは陰性であるとのことです。これらは、あまり知られていない事実です。だからこそ、自分に残された人生をHIVへの差別や偏見を無くすために捧げようと決意したとのことです。多くの感染者の方は差別や偏見を恐れて感染の事実を公表しませんが、彼は顔も名前も公開して訴え続けています。彼自身、現在は検出限界値までエイズウイルスは下がっているものの、治療が遅れたため、免疫はまだまだ低い状況であって、病気にかかるリスクは高いとのことでした。 ぷれいす東京の代表の生島さんのお話も印象的でした。日本では毎年1300名程度の感染が発覚するが、そのうち発症前に保健所等の自主検査でわかるのは3割程度とのこと。また、感染者のうち5人に1人程度は自身が感染していることに気付いていないとのことでした。 コロナの感染が猛威を振るい、コロナ感染者への差別や偏見が深刻化するなか、学ぶこともとても多いものでした。ぜひこうした機会を通じて、少しずつでも地域から変えていきたいと思います。

当事者の方からお話を聴くシリーズ「HIV陽性者の方のお話」

地域で暮らすHIV陽性者の方のお話を伺うことを通じて、HIVへの理解を深めるとともに、差別や偏見をなくすために何をすべきか、皆さんで一緒に考えていきたいと思います。 当事者の方からお話を伺う貴重な機会ですので、是非ご参加ください。 ★日時:1月16日(土)14:00~15:30 ★費用:無料 ★方法:zoom   ●Zoomミーティングに参加する      https://us02web.zoom.us/j/88486394261?pwd=amdTQVgvcmx1a0w5U1VTNEFDMk1JUT09   ●ミーティングID: 884 8639 4261    パスコード: 698049 お問い合わせは iwasetenerima@gmail.comまでご連絡ください。  

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