【練馬区 生理の貧困】区が用意した生理用品、1か月で9割以上が配布済み。一度きりでなく、より踏み込んだ貧困対策を!

経済的な困窮により特に若い女性が生理用品を購入できないということが生理の貧困として大きく報道されています。NHKの報道でも学生の5人に1人が生理用品の購入に苦労しているとのアンケート結果もありました。https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4530/ 練馬区でも4月から緊急用に備蓄していた生理用品の内、千パックを区立施設の窓口で必要な方に配布することになりました。 現在の状況を確認した所、一か月も経っていない中で既に9割分が配られたとのこと。受取に来た方の中には、仕事を失ったばかりでどうしていいかわからず、支援の窓口に繋がれた方もいたとのことです。 […]

学校関係者の訴え「子どもの目が急に悪くなっています、コロナの影響ではないでしょうか?」…安心して外で遊べる環境を!

緊急事態宣言を受け、連日たくさんのご相談を頂いています。先日、学校関係者の方から 「この1-2年で近眼のお子さんが増えています。子ども達が外遊びをできないからではないでしょうか。」 というご相談を頂きました。 コロナの影響で子ども達が外に出られず、ゲームやパソコンをする時間が増えたと言われています。先日の報道でも視力1・0未満の子どもが小学生が35%、中学生で57%に上っているとのこと。就学前のお子さんのいるご家庭でも、外遊びが制限されるなかでyoutubeなどを長時間見せてしまう、といったご相談も頂いています。 https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20210420-OYT1T50267/ そうした中、学校からの一斉メールで近隣の住民からボール遊びが禁止な場所で遊んでいたとの苦情とともに、迷惑をかけないよう連絡が来ました。 練馬区には700か所近くの区立公園や児童遊園がありますが、例えばキャッチボールができる公園はわずか7か所、公園でも子ども達が自由に遊べない、そんな状況です。コロナももちろん問題ですが、子どもの心身の発達には外遊びは不可欠です。区として子どもが外で自由に遊べるような環境をもっと整えるよう訴えていきます。

保護者からの訴え「緊急事態宣言の防災無線に子どもが怖がっています、なんとかしてください…」

緊急事態宣言を受け、多くのご相談を頂いています。その中で複数の方から5時半に防災無線のスピーカーから流れる放送に対して切実な訴えがありました。 「5時半の緊急事態宣言の放送、家の近くなのでハッキリ聞こえます。昨年の緊急事態宣言のとき、息子はそれまで楽しく通っていた幼稚園に行きたくないと言い出しました。理由を聞いてみたのですがすぐにはわからず、数週間後、夕刻の放送が流れると私に駆け寄り「放送の声に怒られているようで怖いの」と答えました。普段は「良い子の皆さん」と呼びかけています。普段からこの放送を自分に語りかけられていると認識しているのに突然警告するような放送に変わってしまったことに驚いたのだと思います。子どもには「あの放送はこどもに言っているわけではないよ」「放送の人にみんないい子だから怒らないでねとメールしておくね」と言っています。何とか変えて頂けないでしょうか?」 大人にはほとんど耳に止まらない放送ですが、子どもにとってはとても大きなもの。すぐに区へ状況を伝えるとともに対応を求めた所、声や音量を調整するとのこと。 昨日の放送では、少し声のトーンが明るくなり威圧感も軽減したとのことでした。そもそも、この放送自体、都からの要請を受けてとのことですが、子どもを怖がらせるだけで大人への効果はあるのでしょうか。放送の中止も含めて今後も区へ対応を求めたいと思います。ご意見などありましたらぜひお寄せください。

少人数学級は入学の時だけ!?…入学式から2週間、早くも基準を超えた36人に!

40年振りの法改正が行われ、4月から小学校1年生は40人から35人学級に。 しかし、新1年生の保護者の方からお子さんのクラスで36人になったとのご相談を頂きました。驚いて区へ確認した所、入学の時は35人だったものの、転入生が入って36人になったとのこと。教員の配置は東京都が行っており、新学期が始まった後には制度上、加配などの対応はできないのとのことです。その学校では学校が始まって2週間も経たないうちに、基準である35人から外れることになります。 […]

緊急事態宣言へ。国の支援を待つのではなく練馬区独自の支援を!区は聖火リレーに1500万円も本当にかけるの?

3回目の緊急事態宣言が発出されると報道される中、朝の駅頭でも仕事を失いそうだという悲痛な訴えを頂きました。 そうした中、昨日の文教児童青少年委員会では、国が行う「 低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金 」について報告がありました。国として初めて、ひとり親以外で困窮する世帯(二人親世帯)に対しても現金を支給するとのこと。 しかしこちら、対象があまりに厳しく、時期も遅すぎます。 特に二人親については詳細は未定ですが対象は住民税非課税世帯と言われています。しかし、両親がいて住民税非課税の子育て世帯というのは、夫婦とも仕事がないなどあまりに限定されています。多くの方は住民税を払いながらもコロナ禍で苦しい生活を余儀なくされており、あまりに狭いと言わざるを得ません。また、支給の時期についても、前年度の住民税が確定するのは6月ですので二人親世帯では7月以降になるとのこと。 こうした中、昨日の委員会では 練馬区 として独自の給付金の実施を求めたところ、区は現在は検討していないとの回答でした。 区は財源が厳しいと繰り返しますが、いまだに区内での聖火リレーの応援やセレブレーションに1500万円以上を予定し、オリンピック関連予算だけでも4,500万円にも達しています。財政が苦しいというのであれば、今こそこうした予算を削って、コロナ禍で生活が困難になっている方に支給すべきです。引き続き区としての対応を求めていきます。

「子どもの入学式を迎えるのが辛いんです、なぜこれほどお金がかかるのでしょうか?」

先日、入学式を前に保護者の方から悲痛な訴えを頂きました。「中学校の説明会で標準服(制服)と体操着について、指定のお店から買うよう求められました。全部そろえると7万円以上。なぜこんなに高いのでしょうか?」 以前、子ども食堂で出会ったある保護者の方からも「あまりにもお金がかかるなか、入学式を迎えるのが辛いんです。子どもには嫌な思いをさせたくない、だから自分の食事を抜いてでもなんとか準備しています、なぜこんな思いをしなくて はいけないのでしょうか?」こんなご相談を頂き区へ改善を求めてきました。 […]

「なぜ毎回性別を言わなければいけないのですか?」練馬区の性別記載見直しへ!一歩前進

予算委員会では、ジェンダーの問題に関連して、昨年度に続いて、練馬区への申請書における性別記載について改善を求めました。区はすべての書類を確認し、必要のないものは削除するとのこと、一歩前進です! […]

練馬区の予算、「かつて経験したことのない」状況へ!財源不足が245億円。貯金は半減、借金は急増

練馬区の令和3年度予算案(2021年度予算)が公表。「かつて経験したことのない」と表現され、非常に厳しいものに。人口増加にあわせて毎年増加してきた支出が今年は減額。 緊急対策として56億円分を見直しましたが、それでも245億円が不足しており、区の貯金(財政調整基金)143億円を切り崩して、区の借金(区債)は102億円増えることになります。 […]

練馬区 予算がピンチ。56億円カットで子育て世帯にも大きな影響…。第3子へのお祝いも半額に

本日の委員会。コロナの影響によって、来年度の区の財政はとても苦しくなると報告。リーマンショックの時は5年で400億円以上、収入が減りましたが、今回はそれ以上との予測も。その中で来年度の事業について56億円分を削減することに。子育て世帯への影響も大変なもので特に第3子を出産時の支援(第3子誕生祝金)が半減することになりました。 https://www.discusscabinet.net/nerima/doc_view 教育、子育て関連でも学校・保育園の建て替え、体育館のエアコン整備、トイレの洋式化などが延期、見直しへ。財源が厳しいのはわかりますが、どうしても残念なのが第3子が生まれた際に支払う誕生祝金について20万円を10万円に減らすということ。 小さいお子さんを子育て中の方は特に非常に厳しい状況です。コロナでご両親のサポートが受けられないということに始まり、子育てひろばが人数制限で入れないとか、子どもと公園で遊んでいたら警察に通報されたなど、切実なご相談も数多くいただいています。 こうした中、2020年の出生数も過去最悪と言われています。https://news.yahoo.co.jp/articles/df04752ed44f107c3b94e5fe7e17850076e7b816 昨年妊娠された方も大きく減少していて、練馬区の妊娠届けは前年より7%も低いとのこと。それだけ多くの方が苦労されているのに、練馬区がやることは支援ではなく、3子が生まれた時の祝金を半額にする、あまりに残酷だと思います。現在の状況の中でやるべきことは、むしろ他の費目を削ってでも、子育て世帯への支援を増やすことではないでしょうか。今後の予算委員会でもなんとか他の形であっても支援を充実させるよう、訴えていきます。

緊急事態宣言下での駅での訴えについて…練馬区議会議員を利用してください!

緊急事態宣言を受けて連日たくさんのご相談を頂くなか、駅頭でのご報告を再開、訴えているのは、お困りごとやご不安なことがあればどんな小さなこと、個人的なことだと思われても練馬区議会議員に寄せて頂きたいということ。「緊急事態宣言の中で子どもと公園で遊んでもいいのでしょうか?」というご相談もいただきましたが、決して一人だけの問題ではありません。https://iwasetakeshi.net/2020/04/corona-virus-6/ 緊急事態宣言の中にあっても、むしろ中にあるからこそより多くの苦しみが存在している中で、こういう時こそ私たち、区議会議員を利用して頂きたいと思っています。できる限りの感染予防策を取りながら皆さんからの声を伺い、議会で解決に取り組みたいと思っていますので、ぜひお気軽にお声がけください。

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